BlenderでUnity向けにFBXファイルを書き出す際の設定と注意点をいくつか記載します。Unity向けに書き出したときに、なぜか方向が揃わないなどあった時はおすすめです。
環境
・Unity2021.3.2f1
・Blender3.2.1
日本語化
まずは表示をわかりやすくするために、日本語化を行っておきます。書き出しの際の設定は、英語版も見ればなんとなくわかるものにはなっているので、この項目は飛ばしてもOKです。
![](https://deve-cat.com/wp-content/uploads/2022/07/言語設定-1024x588.png)
Editの中にある「Preferences…」を開き「Language」を選び日本語に変えるだけです。
エクスポート設定
ここからはFBX書き出しを行う際の設定を見ていきます。以下の写真のように設定を行っていきましょう。
▼FBXの選択
![](https://deve-cat.com/wp-content/uploads/2022/07/FBX選択-1.png)
▼保存場所と名前の設定
![](https://deve-cat.com/wp-content/uploads/2022/07/保存場所と名前の設定-1-1024x668.png)
▼エクスポート項目設定
![](https://deve-cat.com/wp-content/uploads/2022/07/1_内容-1.png)
▼前方と上の設定をUnityに合わせます。
下の設定に合わせればBlenderで見えているままの状態で、Unityにモデルを持っていくことができます。
![](https://deve-cat.com/wp-content/uploads/2022/07/編集_トランスフォーム.png)
![](https://deve-cat.com/wp-content/uploads/2022/07/3_ジオメトリ-1.png)
![](https://deve-cat.com/wp-content/uploads/2022/07/4_アーマチュア-1.png)
▼今回は単純モデルのためアニメーション無し
![](https://deve-cat.com/wp-content/uploads/2022/07/5_アニメーション-1.png)
検証
実際にUnityにFBXをインポート(インポートの方法はAssetsフォルダ直下にファイルをドラッグアンドドロップでOK)を行ない、表示をした直後はこんな感じです。※今回はいろいろ方向設定を変えて3種類出力しました。
![](https://deve-cat.com/wp-content/uploads/2022/07/角度更新前-1.png)
全て同じに見えますが、角度を0にするとこんな感じです。
![](https://deve-cat.com/wp-content/uploads/2022/07/角度更新後-1.png)
自分が使いやすい角度に調整してみてください。
まとめ
エクスポート設定を何人かに伝えていたのですが、上手く方向設定が反映されないという現象が発生。「トランスフォームの適用」が押せていないのが原因でした。。。
忘れがちなので皆さんも気をつけてみてください。