【一人暮らし】おすすめ防災グッズリスト

おすすめ防災グッズリスト
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いざという時に役に立つ防災グッズ。今回はそんな防災グッズについて、一人暮らしでも最低限揃えて置いた方が良い必須アイテムをまとめたいと思います。

すでに持っているという方も、足りないものがあればこの機会にぜひ買い足しをご検討ください!

【防災グッズリスト】









以下もあると安心!



持ち運び用のリュックサック

おすすめするポイントは以下の点です。

・両手が使えるリュックサックタイプがおすすめ
・容量が多い(35L以上だと安心)
・防水性が高い
・反射板などがあると安心

持ち運びのバッグにも色々あると思います。比較的運びやすいものとして、キャリーケースタイプのものもありますが、持ち運び時も両手が自由に使えるリュックサックタイプが何かとおすすめです。

容量についても35L以上が確保できれば一通りは収納できると思います。保存食などは、小さくて高カロリーのものがありますが、飲料水はどうしても場所をとるので、比較的大きめのサイズであれば安心です!

また、中身が濡れて使えなくならないように防水性が十分に保たれたものを選びましょう。色は好みで良いとは思うのですが、黒系を選ぶ場合は一緒に反射板などを買うと夜の移動になってしまった場合も安心できると思います。

食糧・飲料水

引用:農林水産省 -災害時に備えて食品の家庭備蓄を始めよう-

農林水産省の発表では、食糧は3〜7日分(1人の場合)備蓄があると良いとされています。もちろんバッグに全ては入らないと思うので、2〜3日分の食糧・飲料水をバッグ&残りを自宅保存、といった風に分けて保存することをおすすめします!

持ち運び用食糧

まずバッグに入れて持ち運ぶ用の食糧としては、小さくて高カロリーの乾パンやカロリーメイトがおすすめです。乾パンなら1缶、カロリーメイトなら4本で大体400kcal(ご飯二膳程度)になるので、1食分はそれぞれ1缶や4本(4本入1箱 or 2本入2箱)で計算します。

それぞれ3日分備蓄しようと考えた場合の量は「乾パン9缶」もしくは「カロリーメイト36本(4本入9箱 or 2本入18箱)」になります!

おすすめの組み合わせとしては「乾パン3缶+カロリーメイト4本入6箱(2本入なら12箱)」です。容量の問題でこの組み合わせという感じではありますが、乾パンを食べ終わった後の缶は入れ物としても使えるので、3缶ほど入れておくと便利な場合があります。

備蓄用食糧

備蓄用には「アルファ米」がおすすめです。携行食糧を3日分揃えているなら、こちらは4日分あれば十分だと思います。

アルファ米は、一度調理を行ったお米を乾燥させているものなので、お湯や水を注ぐだけで食べられるものが出来上がると言う商品です。緊急時にお湯がなくても水だけで食糧を確保できる点が非常に助かるポイントです。保存期間もとても長く、買い替えの頻度が少なくて済むのも魅力です!

ただ、注意点としては「すごく美味しい」と言うものではありません。好んでいつでも食べたい……といった感じではないので、購入後は味見をしておくことをおすすめします。

保存水

災害時の水については、1人の場合1日3リットルの量が必要と言われています。

人は1日で約2.5リットルの水分を汗などで消費しています。その消費した水分は「飲料水1.2リットル / 食べ物1.0リットル / 代謝水(細胞がエネルギーを生む時にできる水分)0.3リットル」といった比率で本来の生活では摂取しています。

しかし、災害時は食事の量が減ったり、乾燥食品が増えたりなどの影響でいつも以上に飲料水からの水分摂取が必要になってくるのです。また、アルファ米などを作る場合はそういった時にも水を消費します。

体内の水分は、数%減るだけでも深刻な影響が人体に現れます。(※特に夏場は早めの水分補給を!) ぜひ十分な量の水を確保しておいてください。

おすすめは500mlのペットボトルの長期保存水です。何かと持ち運びにも便利なので、スペースに余裕があるなら7日分の21リットル以上(500mlペットボトル42本以上)の備蓄をおすすめします。

このうち4〜5本程度は、携行用にバッグに入れておきましょう!

発電式ライト・バッテリー

手回し発電機能付きのライトは、必須で欲しいアイテムです。ライトとして使うと言うより、スマートフォンを充電するために使うといった感じでしょうか。

情報を能動的に収集するならスマートフォンは必須です。充電がなくなると、かなり困ることになってしまいます。そこで、手回し発電やソーラーパネル充電などを搭載した多機能防災ラジオを持っておくことをおすすめします。

また上の商品なら、懐中電灯&読書灯といった夜間の光確保にも役立つ機能がついていますので、スマートフォン充電だけでなく役に立つと思います。

合わせて、ソーラー充電機能があるモバイルバッテリーを持っておくこともおすすめです。こちらは通常のモバイルバッテリーと同じようにコンセントからの充電も可能な商品なので、普段使いとしても非常に役に立ちます!

レインコート

雨に濡れて体調を崩してしまうのはとても危険です。また、雨対策としては傘よりも両手が自由に使えるレインコートをおすすめします。

ある程度の大きさがあり、荷物も覆えるようなものだとさらに良いと思います。折りたたんでいればさほど場所はとらないので、1着持っておきましょう!

衛生用品

緊急時に役にたつ簡易トイレを一つ持っておくことをおすすめします。水が止まったり、仮設トイレが混んでいる避難所など、役に立つ場合が多いアイテムです。

また合わせて、トイレットペーパーを1ロールは持ち出し用バッグに入れておきましょう!

緊急時はお風呂に入れる余裕がなかったりします。しかし、夏場に汗をかいたままでいるのは結構気になったりするものです。

汗拭きシートがあれば、多少過ごしやすくなります。衣類についた簡単な汚れ落としにも使えたりするので、少量でも良いので持ち運びバッグに入れておきましょう!

水に限りがある状態では、なかなか歯磨き用に飲料水を使うのをためらう状況になります。そんな時用に水を使う必要がない「歯磨きシート」を持っておくのもおすすめです!

医療品・薬

痛み止めや普段使う医薬品があれば持っておきましょう。また、簡単な救急キッドもあると便利です。

大きすぎても場所をとってしまいますが、最低限の応急処置をできるキッドはあると安心できます。包帯やいくつかの絆創膏はいざという時非常に役立ちます!

ただ、こういった救急キッドに入っているハサミは、そこまで強度が強いものではありませんので、何にでも使えるものではないという点に注意してください。他のアイテムについても数が多いわけではないので、あくまで応急処置用だという認識を持って使用するように心がけましょう。

小物 / ハサミ・フォークなど

いくつか小物を持っておくと便利です。

まずはハサミです。救急キッドなどにも大体入ってはいるのですが、それよりもしっかりしたものがあると色々と役に立ちます。

カーテンを切ってタオルの代わりを作ったり、ブルーシートや段ボールを切って人と分けあったりなどなど、結構色々なシーンで切る道具があると助かることが多くあります。

おすすめは、ギザギザのついたものではなく、直線的な刃のハサミです。ギザギザのあるものは食材などには便利なのですが、紙や布を切る時に引っかかって切りにくいことがあるためです。

使い道は多いアイテムなので、1本持っておくことをおすすめします!

あとおすすめの小物が、フォークとスプーンが一体になった食事用のアイテムです。フォーク部分は少し刺しにくいですが、緊急用としては十分に役に立ちます。

大体のものを食べることができ、シンプルな構造なので洗うのも簡単なのが助かるポイントです。箸が良い! という方もいると思いますので、この辺りの食事用の小物は、好みで揃えておきましょう。

小額の小銭

とっさに必要なものができた場合に、お釣りが出ないように払える小銭がいくらかあると便利です。

・500円 × 5枚
・100円 × 4枚
・50円 × 1枚
・10円 × 4枚
・5円 × 1枚
・1円 × 4枚

ちなみに上の組み合わせで小銭を持つと、1度だけですが1円〜2999円までどの金額だったとしてもお釣りを出すことなく支払いを完了することができます。ですが1円単位まで気にする必要はないかもしれませんので、以下のような組み合わせで十分だと思います!

・500円 × 5枚
・100円 × 4枚
・50円 × 1枚
・10円 × 4枚

これで、自動販売機などが復活すればある程度飲み物を確保することもできますのでおすすめです。金額が少し不安な場合は、500円玉をもう少し増やしておいても良いかもしれません。

補足として、紙幣を多く持たない理由についてですが水に濡れて使えなくなってしまうことを懸念してという理由と、あまり高額のお金を持ち歩くと避難所などで盗難の二次被害に会う確率が高まるためです。

避難所の被害については、色々と実例があったりしますので、そういった場所でも安心はせずに防犯意識を高く持つようにしましょう。

あると便利なアイテム

ここからは、緊急時のため必須ではないとは思うものの、あると何かと良いものも書き出しておきます。

着替え一式・タオル

汚れた場合や、雨に濡れた場合にあると便利です。タオルなどと一緒に、下のような手巻き式の衣類圧縮袋で持ち出しても良いかもしれません。

ラップ

ラップは実はかなり応用が可能なアイテムです。洗い物を減らすために皿などを覆ってから食糧をおいたり、そもそも皿がないシーンでラップを皿の代わりに使ったりもできます。

また、手掴みで食事をする必要がある場合に手をラップで覆ったり、ご飯を包めば即席のおにぎりをすぐに作ることもできます。

さらに、出血が起こったときに止血目的で患部に巻いても応急処置になり、腕を固定するなどの使い方もできるので、簡易的な医療道具としても役に立ちます。

必須というわけではないのですが、あるとかなり便利なアイテムです。

体温調整アイテム

こちらもあるとかなり過ごしやすくなるアイテムです。

まず暑い時におすすめなのが、充電式の小型扇風機です。もちろんうちわなどで代用できるものではありますが、暑くて寝苦しい夜などは微風で風を送り続けながら寝るなどの使い方ができます。

また充電式なら、ソーラーパネル付きのモバイルバッテリーと組み合わせれば数日間なら十分に使うことができます。そういった点でもおすすめです。

逆に寒い時におすすめなのはアルミシートです。かなり薄いアイテムですが、保温性は非常に高いものになっています。

また静音性が高いものを選べば避難所などでも周りに配慮しつつ使うことができると思います。広げていない状態ではかなりコンパクトなアイテムなので、1枚は持っておいても良いかもしれません。

まとめ

今回の紹介したアイテムは、あくまで最低限揃えておいた方が良いアイテムです。ですので、個人として必須のものがあれば、そういったものを携行バッグに入れておくようにしても良いと思います。

ちなみに私の個人的必須アイテムは「ミンティア(ライムミント)」です。清涼菓子は常温の水を冷たく感じさせる効果もあり、基本的に暑がりなのですごく助かっています。

このように、個人としては持っておきたいものもあると思います。そういったものを考えつつ、自分独自の防災バッグを作っておきましょう!