10万円給付金オンライン申請のエラーと注意点

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特別定額給付金のオンライン申請が始まっていたので試してみたのですが、エラーで進まなかったり必要な手続きをやっていなかったりで結構苦労することになりました。

この記事は、実際に申請した際のエラーと注意点をまとめています。

必要なもの

オンライン申請をスマートフォンからやろうと思った場合、以下のものが必要となります。

・マイナンバーカード
・銀行口座
・銀行口座の確認のための書類(カード、通帳などの写真やオンライン画面のスクショなど)
・アプリ:マイナポータルAP(対応端末のみ利用可能)
・マイナンバーカードの暗証番号各種

さて、申請を行う際に必要なものはこんな感じです。ある程度予想していた通りなのですが、結構「落とし穴」ポイントがあるので解説します。

落とし穴ポイント

実際の申請で引っ掛かりそうなポイントはこういったところでしょうか。

マイナンバーカード

2020/2月の段階で、一部の発表ではその普及率は15%以下の数値とのこと。つまりこの時点で8割以上の人がオンライン申請は不可能ということになります。

最初にして最大の落とし穴…。いきなり8割がアウトとは…。

銀行口座

こちらはある程度大丈夫かと思いますが、申請の時に口座通帳やカードの写真を撮り、確認のためにアップロードを行う必要があります。

通帳が無い! という場合をのぞき、なんとかなりそうです。

マイナポータルAP

こちらは申請の時にカードを読み取るために必要なアプリです。

写真読み取りではなく、近距離無線通信の技術を用いてカード情報を読み取るため、対応機種以外ではアプリが動かないという落とし穴が。(あと読み取りがシビア

対応機種の詳しい情報はこちらの公式サイトで確認出来ます。

マイナポータルアプリに対応しているスマートフォン等を教えてください。 | よくある質問|マイナポータル
マイナポータルアプリに対応しているスマートフォン等は以下のとおりです。(2024年9月19日時点)   なお、記載の通信事業者以外の携帯電話サー

マイナンバーカード暗証番号各種

そして、マイナンバーカードを作っていた人に襲いかかる最後の落とし穴はこちら。暗証番号…。

マイナンバーカード の暗証番号はそもそも4種類あります。(この時点でなかなかつらい…)

・個人番号カード用(数字4桁)
・券面事項入力補助用(数字4桁)
・利用者証明用電子証明(数字4桁)
・署名用電子証明書(6〜16桁英(大文字)・数字混在)

使う用途がそれぞれ違うのですが、今回のオンライン申請では「署名用電子証明書」の番号が必須になっています。しかしこの暗証番号、カードを作った際の申請書類には以下のような文言があります。

申請時書類

特に利用する予定がない場合は、暗証番号の設定は必要のない項目でした。(数年前の書類なので、現状は不明ですが)

作った当時は特に利用することを考えていなかったので設定はしておらず、この番号がないため我が家でもオンライン申請は諦めることになりました…。

エラーポイント

実際に申請を行った際にエラーになったポイントについてです。(署名用電子証明書がなかったため、最後までいってはいませんが)

姓名の間には空白を

姓名を入れる部分が多くあるのですが、しっかりと空白をあける部分には注意書きが書かれているので、スペースを空けるようにしましょう。

入力欄が姓と名で分かれていないので、意外とそのまま入力しがちです。

名前入力の例

画像サイズに注意

通帳の確認のために写真を撮ってアップロードを行った際に、エラーで手続きが最初からになりました。どうも画像容量が大きい場合、通信速度によってはエラーになるようです。

アップロードの時に、そのままカメラ機能を使うのではなく、一度カメラで撮った写真の容量を小さくしてからアップロードすることでエラーを回避できます。

画像の容量を小さくする方法は機種によって様々です。もし端末に容量を小さくする機能がない場合は、メール機能を活用すれば似た効果は得られます。

メール添付で画像を選び、送信する際に容量を小さくして自分宛に送れば画像は多少軽くなります。

最後に

オンライン申請は便利ですが、必要なものが揃っていないと手続き自体が進まないということがあります。

今まで署名用電子証明書なんて使う予定はなかったのですが、この機会に設定しようと考えました…。